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全国各地で党首らが第一声 経済政策などアピール

 上段左から自民党総裁の安倍首相、公明党の山口代表、希望の党の小池代表、立憲民主党の枝野代表。下段左から共産党の志位委員長、日本維新の会の松井代表、社民党の吉田党首、日本のこころの中野代表  上段左から自民党総裁の安倍首相、公明党の山口代表、希望の党の小池代表、立憲民主党の枝野代表。下段左から共産党の志位委員長、日本維新の会の松井代表、社民党の吉田党首、日本のこころの中野代表
 衆院選が公示された10日、与野党の党首らは全国各地の街頭などで第一声を上げ、経済政策や憲法改正問題などを中心にアピールし有権者への浸透に努めた。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は福島市で「政権奪還後、経済再生を約束し、成果を上げてきた。少子高齢化という大きな壁に挑まなければならない。幼児教育を無償化する。全世代型の社会保障に変える。東日本大震災からの復興という原点を忘れてはならない。福島から選挙戦をスタートする」と訴えた。

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は東京・池袋で「希望と夢を提供するのが政治の役割だ。政治への信頼を取り戻す。アベノミクスで国内総生産を少々上げたからといって首相には大きな顔をするなと言いたい。増税を延期する。これまでの発想とは違う希望の党の公約を、ぜひ見てほしい」と述べた。

 公明党の山口那津男代表は北海道岩見沢市で「北朝鮮問題を解決するには、世界が手を携えないといけない。自公政権が基盤を固め、首相に世界と連携してもらわないといけない。自公政権にこれからも日本を担わせてほしい」と強調した。

 共産党の志位和夫委員長は東京・新宿で「選挙の焦点は『安倍暴走政治』を続けていいかだ。暴走の行き着く果てが森友、加計学園疑惑での国政の私物化だ。徹底究明を約束する」と主張した。

 立憲民主党の枝野幸男代表は仙台市で「安倍政権は強い者をより強くする。そんな偏った経済政策を進めていった。格差を拡大させ、分厚い中間層が崩れていった。それは政治の責任放棄だ。まっとうな政治を取り戻す」と呼び掛けた。

 日本維新の会の松井一郎代表は大阪市で「国会議員は優遇されている。消費税増税をよしとすると、何かお金が足りないたびに増税を求められる。役所のお金の使い方を見直そう」と唱えた。

 社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵市で「安倍首相は憲法9条に自衛隊の存在を明記するとした。9条改憲を阻止し『憲法を生かす政治』を掲げ戦う」と力説した。

 日本のこころの中野正志代表は東京・永田町で「憲法改正の機運が出てきた。首相の在任中に仕上げたい。国柄が前文にも条文にも盛り込まれた憲法をつくらなければならない」と述べた。

(10月10日13時01分)

政治(10月10日)