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蔡総統、新たな中台交流モデルを 双十節で呼び掛け

 双十節祝賀式典で演説する台湾の蔡英文総統=10日、台北市の総統府前(中央通信社=共同)  双十節祝賀式典で演説する台湾の蔡英文総統=10日、台北市の総統府前(中央通信社=共同)
 【台北共同】台湾の蔡英文総統は10日、「中華民国建国106年」を記念する双十節(建国記念日)祝賀式典で演説し、公的な対話が途絶えている中国に対し「政治的な争い」を棚上げして新たな交流のモデルを構築しようと呼び掛けた。

 昨年5月、中国と関係の良かった国民党から、独立志向の民主進歩党(民進党)に政権が交代。中国は「一つの中国」の原則に基づく「1992年合意」を認めない蔡政権に不信感を強めており、蔡氏の呼び掛けに応じる可能性は当面低い。

 蔡氏は中国への渡航解禁から30年となることに触れ、新たな歴史をつくるため「新思考と新しい(交流)モデル」が必要と訴えた。

(10月10日18時47分)

国際(10月10日)