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神戸の復興住宅、明け渡し命令 79歳女性敗訴

 阪神大震災で自宅を失った被災者を対象に、自治体が都市再生機構(UR)や民間から借りて提供した「借り上げ復興住宅」を巡り、神戸市が退去期限を迎えたとして、同市兵庫区の女性(79)に明け渡しを求めた訴訟で、神戸地裁の山口浩司裁判長は10日、部屋の明け渡しと期限切れ後の賃料の支払いを命じる判決を言い渡した。女性は控訴する方針。

 借り上げ復興住宅を巡っては、神戸市や兵庫県西宮市が住民に明け渡しを求め提訴。10日が初めての判決だった。女性の代理人の弁護士によると、入居許可書に退去期限が明記された唯一のケースで、同弁護士は「他の判決に影響はない」と話している。

(10月10日19時32分)

社会(10月10日)