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米国、CO2規制政策を撤廃 温暖化対策は後退へ

 メリーランド州の石炭火力発電所から排出される排気物質=10日、ニューバーグ(ゲッティ=共同)  メリーランド州の石炭火力発電所から排出される排気物質=10日、ニューバーグ(ゲッティ=共同)
 【ヒューストン共同】プルイット米環境保護局(EPA)長官は10日、温室効果ガス削減を目指してオバマ前政権が導入した規制「クリーン・パワー・プラン」を撤廃する文書に署名した。トランプ大統領が3月に見直しを指示していた。石炭などの化石燃料業界を後押しするためで、米国の地球温暖化対策のさらなる後退が懸念される。

 同プランは米国内の火力発電所から排出される二酸化炭素(CO2)を2030年までに05年比で32%削減する内容。トランプ氏が6月に離脱を表明した温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」で、米国が温室効果ガス削減目標を達成するための中核的な政策だった。

(10月11日8時04分)

科学・環境(10月11日)