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横田騒音、国に6億円賠償命令 将来分と飛行差し止めは認めず

 米軍横田基地騒音訴訟の判決を受け、東京地裁立川支部前で垂れ幕を掲げる原告側弁護士=11日午前、東京都立川市  米軍横田基地騒音訴訟の判決を受け、東京地裁立川支部前で垂れ幕を掲げる原告側弁護士=11日午前、東京都立川市
 米軍横田基地(東京都)の周辺住民千人余りが、米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めと、騒音被害の賠償を国に求めた「第2次新横田基地公害訴訟」の判決で、東京地裁立川支部は11日、これまでの被害として国に総額約6億1千万円の賠償を命じた。飛行差し止め請求や、飛行が続く限り生じる将来分の被害に対する賠償は認めなかった。

 瀬戸口壮夫裁判長は「軍用機の運航には公共性があるものの、原告に特別の犠牲を強いるのは不公平だ。賠償を命じる判決が繰り返されてきたのに(住宅防音工事の助成など)国の対策は、限定的な効果しかない」と指摘した。

(10月11日12時55分)

社会(10月11日)