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規制委、保安規定違反と判断 原燃の再処理工場

 使用済み核燃料再処理工場の審査を巡り、原子力規制委に出席した日本原燃の工藤健二社長=11日午前、東京都港区  使用済み核燃料再処理工場の審査を巡り、原子力規制委に出席した日本原燃の工藤健二社長=11日午前、東京都港区
 原子力規制委員会は11日の定例会合で、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県)のトラブルについて、保安規定違反に当たると判断した。工藤健二社長が出席、設備の総点検を優先し、運転開始に向けた審査への対応を中断する考えを伝達した。原燃は完成目標を2018年度上半期としていたが、審査は長期化する公算だ。

 再処理工場では今年8月、重要設備の非常用発電機が置いてある建屋に雨水約800リットルが流入した。約14年にわたり点検していない設備があり、劣化していたのが原因だった。原燃は約60万点に上る設備や機器を17年中に点検し、審査再開を求める方針。

(10月11日13時56分)

科学・環境(10月11日)