国内外ニュース

銭湯の魅力を紹介 仏出身のコロインさん

 「銭湯は、小さな美術館」の表紙  「銭湯は、小さな美術館」の表紙
 フランス出身の銭湯ジャーナリスト、ステファニー・コロインさんが各地の銭湯約80軒を写真とコメントで紹介した「銭湯は、小さな美術館」(啓文社書房、2376円)を出版した。アート、コミュニティー、美容と健康といった銭湯の魅力を紹介している。

 浴室の壁画は、定番の富士山だけでなく、人魚や宇宙、ルノワールの絵画、歌川広重の千住大橋などさまざま。

 映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地となった銭湯のほか、東京スカイツリーを眺めながら入浴できたり、見事な縁側があったり、約6千冊の漫画を読めたりする銭湯も紹介されている。

 お笑いライブや落語の会、ヨガなどを行い、地域の人々が集まる場となっている銭湯もある。高齢者が健康体操の後、無料入浴できる催しを開く銭湯や、体が不自由な人のためにひのきの浴槽のある家族風呂を設置した銭湯も。

 コロインさんは、銭湯で体験した温かい交流や、マナーを学ぶ場としての効果を記す。「井戸水を使用している銭湯では保湿効果が高く感じられる」「風邪をひきにくくなった」など、美容と健康の効果についても感想をつづっている。

(10月11日15時21分)

文化・芸能(10月11日)