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アイヌ遺骨返還求め、北大を提訴 研究目的で保管の195体

 北海道日高地方のアイヌ民族の有志団体「コタンの会」は19日、北海道大が研究目的で保管するアイヌの遺骨195体の返還を求め、札幌地裁に提訴した。北大に対するアイヌ遺骨返還訴訟は5件目で、遺骨数は最多。

 訴状によると、北大は1930~70年代、北海道静内町(現新ひだか町)や浦河町で、墓地移転の際などに遺骨を発掘し、研究目的で持ち去ったとしている。

 コタンの会は新ひだか町に対しても、遺骨を再埋葬する墓地の提供を求める訴訟を起こした。

 北大は、頭骨の測定などの研究後も遺骨の大半を返還せず、1人分と数えられる遺骨だけでも960体を学内の納骨堂に保管している。

(10月19日18時41分)

社会(10月19日)