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重さの基準、決定に新手法 分銅「キログラム原器」不要に?

 日本のキログラム原器。国際度量衡局の原器と同じ寸法、材質で作られている(産業技術総合研究所提供)  日本のキログラム原器。国際度量衡局の原器と同じ寸法、材質で作られている(産業技術総合研究所提供)
 【ワシントン共同】重さの単位「キログラム」の基準を定める新手法を確立したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)など5カ国の研究機関が23日、発表した。約130年間、パリ郊外に保管される分銅「キログラム原器」が基準になってきたが、来年11月の国際会議でこの手法を用いることが決まると、原器が不要になるという。

 新手法は、重さなどに関わる物理学の基本的な定数「プランク定数」を利用する。産総研は、高純度なシリコン結晶で定数を精密に測定し、これまでより詳しい小数点以下43位までの値を特定。キログラムを厳密に定めるのに必要な水準をクリアした。

(10月24日19時06分)

科学・環境(10月24日)