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自民単独過半数を維持か、参院選 共同通信が試算

 今回の衆院選比例代表で各党が得た票数を基に、共同通信社が2019年参院選の結果を試算したところ、自民党は改選121のうち68議席を獲得するとの予測結果が出た。非改選も合わせると自民単独で124議席となり定数242の過半数を占める。与党の公明党と憲法改正に前向きな希望の党、日本維新の会を含めた「改憲勢力」は合計172議席で、国会発議に必要な3分の2の162議席を上回った。

 衆院と参院では選挙制度が異なる上、政治状況によって実際の議席は変わり得る。公明党や希望の党内では、憲法9条に自衛隊の存在を明記する安倍晋三首相の案に慎重論も強く、自民党と歩調が合うかは不透明だ。参院の「合区」は現制度のまま試算した。

 自民は32ある改選1人区で全勝し、改選2人区のうち広島は2議席を独占。改選数3以上も東京など5選挙区で2議席を取り、選挙区で計51議席を獲得する。比例代表は17議席だった。

 立憲民主党は北海道、東京、愛知、大阪、福岡など選挙区で11議席、比例で10議席を確保。非改選と合わせ計22議席となる。希望は東京、静岡など選挙区で7議席、比例は8議席にとどまった。

 公明は13年参院選で得た埼玉、神奈川などで議席を失い選挙区は3。比例は6議席で、非改選との合計が23議席へ減る。

 共産党は比例4議席のみで選挙区は全敗。日本維新の会は比例3、選挙区1を得る。社民党は一つあった比例を失い、非改選の1議席だけになる。

 野党は立民、希望、共産、維新、社民の5党が候補者を一本化したと仮定し、得票を合計すれば、東京など27選挙区で自民、公明の合計得票を上回った。野党を「立民・共産・社民」「希望・維新」に分けると、全ての選挙区で自民、公明の合計得票が上回った。

(10月24日21時26分)

政治(10月24日)