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化学兵器使用調査の延長否決 シリアで安保理、ロ拒否権行使

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は24日、内戦下のシリアで化学兵器の使用に関与した個人や組織を調べる国連と化学兵器禁止機関(OPCW)の合同調査機関の任期延長決議案を否決した。1年延長する内容で、常任理事国ロシアが拒否権を行使した。調査機関は11月半ばに任期が切れる。

 アサド政権を支援するロシアは、4月に政権軍が猛毒サリンを使用したとされる攻撃で、近く同調査機関が報告書をまとめるのを待って採決すべきだと主張した。ロシアのネベンジャ国連大使は「(任期の)延長自体には反対しない」としており、決議案は近く再び採決され、ロシアが賛成に転じる可能性がある。

(10月25日9時11分)

国際(10月25日)