国内外ニュース

住民を北海道へ、初の海上輸送 東通原発事故に備え訓練、青森

 東通原発の事故を想定した訓練で、放射性物質の測定検査を受ける住民(手前)=25日午前、青森県むつ市  東通原発の事故を想定した訓練で、放射性物質の測定検査を受ける住民(手前)=25日午前、青森県むつ市
 青森県は25日、東北電力東通原発(東通村)の全電源喪失により放射性物質が放出される危険性が高まったとの想定で、北海道へ向かう民間のフェリーを使い、原発30キロ圏の住民を輸送する初めての訓練を実施した。

 東通原発が位置する下北半島は避難路として使える道路が少なく、事故発生時に交通渋滞が起きると懸念されている。このため原発に近いむつ市は、半島北端の大間港(大間町)を出発するフェリーを活用し、津軽海峡を挟んで対岸の北海道函館市に住民を移動させる避難計画を作っている。

(10月25日16時25分)

科学・環境(10月25日)