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太宰「斜陽」の原稿発見 新潮社元会長の遺品から

 太宰治(左)、夏目漱石  太宰治(左)、夏目漱石
 新潮社は25日、所在不明となっていた作家太宰治の小説「斜陽」の直筆原稿4枚や、文豪夏目漱石の自画像入りの絵はがきなど資料約30点が、同社の佐藤俊夫元会長の遺品から見つかったと発表した。近代文学を彩った作家たちの創作過程や横顔を示す貴重な資料。

 「斜陽」は文芸誌「新潮」に1947年7月号から10月号に計4回にわたり掲載された。見つかったのは第3回と第4回の冒頭2枚ずつ。調査に当たった早稲田大の中島国彦名誉教授は「直しがあまりなく、スッとほとばしり出るように書かれた力強い文字から、太宰の『斜陽』への強い思いが伝わる」としている。

(10月25日18時35分)

文化・芸能(10月25日)