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核廃絶決議、賛成23カ国減 国連委、禁止条約触れず

 日本主導の核兵器廃絶決議案を採択した国連総会第1委員会=27日、ニューヨーク(共同)  日本主導の核兵器廃絶決議案を採択した国連総会第1委員会=27日、ニューヨーク(共同)
 【ニューヨーク共同】国連総会第1委員会(軍縮)は27日、日本が主導し1994年から毎年提案している核兵器廃絶決議案を賛成144、反対4、棄権27で採択した。賛成は昨年から23カ国減り、棄権は10カ国増えた。米国の「核の傘」を考慮し日本が参加を見送った7月採択の核兵器禁止条約に直接触れず、非人道性に関する表現も後退した。条約推進国は決議を批判し、一部が賛成から棄権に転じた。

 同種の決議は24年連続の採択でこれまでは賛成国が漸増してきた。今回の投票結果は唯一の被爆国として核廃絶を訴える一方、条約に加わらない日本の核政策に国際社会から疑問が投げ掛けられた形だ。

(10月28日13時01分)

国際(10月28日)