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温暖化で北海道に竹林拡大 稚内も適地、生態系懸念

 雑木林に入り込み、分布を広げる竹=2013年10月、神奈川県逗子市(東北大提供)  雑木林に入り込み、分布を広げる竹=2013年10月、神奈川県逗子市(東北大提供)
 地球温暖化が進むと竹の分布域が北上し、北海道最北端の稚内にまで広がる恐れがあるとの予測を、東北大や長野県環境保全研究所などのチームが28日までにまとめた。竹は成長が速く、日光を遮って周りの植物を枯らすため、地域の生態系に悪影響を及ぼすことが懸念される。

 調べたのは日本の竹林のほとんどを占めるモウソウチクとマダケ。日用品の材料などに広く利用されてきた一方、1970年代以降、タケノコの輸入自由化や農家の高齢化が原因で、手入れされずに周りの林などを侵食する例が増加。国は適切な管理が必要な「産業管理外来種」に指定している。

(10月28日17時15分)

科学・環境(10月28日)