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熊本で水俣条約の国際研修 7カ国専門家が知事に面会

 JICA九州が主催した水俣病などに関する研修に参加している外国政府の専門職員(左の2人)と握手する熊本県の蒲島郁夫知事=30日午前、熊本市中央区  JICA九州が主催した水俣病などに関する研修に参加している外国政府の専門職員(左の2人)と握手する熊本県の蒲島郁夫知事=30日午前、熊本市中央区
 水銀の産出から廃棄までを包括的に規制する「水銀に関する水俣条約」の確実な実施に向け、日本国内で水俣病などに関する研修を受けている7カ国の政府の専門職員らが30日、同日からの熊本県内研修の一環として、蒲島郁夫知事と県庁で面会し意見交換した。

 蒲島知事は「失われた命や自然は取り戻せない。行政は人々の命や健康を最優先に考え、公害を未然に防ぐことが大事だ」と話し、各国の職員は真剣に耳を傾けていた。

 研修は国際協力機構・九州国際センターが主催し、今月中旬から11月9日の日程で、北海道などで行われてきた。2014年度から毎年開催され、今年8月の条約発効後は初となる。

(10月30日11時06分)

科学・環境(10月30日)