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神戸製鋼、黒字化の予想撤回 18年3月期、中間配見送り

 記者会見する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(中央)ら=30日午後、東京都千代田区  記者会見する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(中央)ら=30日午後、東京都千代田区
 アルミニウム製品などの性能データ改ざんが発覚した神戸製鋼所は30日、2018年3月期の連結純損益の予想を撤回し「未定」とした。従来は350億円の黒字(前年は230億円の赤字)と3年ぶりの黒字転換を見込んでいたが、不正が生産販売に及ぼす影響を見極められなくなった。資金の流出に備え、9月中間配当も取りやめた。

 既に取引先からの発注キャンセルや、不正品の交換に伴う費用負担請求があるといい、こうした動きが進めば赤字脱却が厳しくなりそうだ。

 30日発表した17年9月中間連結決算の純損益は393億円の黒字を確保し、黒字額は前年同期比約9・6倍になった。

(10月30日16時16分)

経済(10月30日)