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元少年に懲役20年、福岡地裁 責任能力認める、予備校生殺害

 予備校生殺害事件で逮捕時に福岡・西署に入る少年(当時)をシートで隠す警察官=2016年3月11日  予備校生殺害事件で逮捕時に福岡・西署に入る少年(当時)をシートで隠す警察官=2016年3月11日
 福岡市西区で昨年2月、同じ予備校に通っていた北川ひかるさん=当時(19)=を殺害したとして、殺人罪などに問われた元少年(21)の裁判員裁判で、福岡地裁(平塚浩司裁判長)は31日、懲役20年(求刑懲役22年)の判決を言い渡した。

 平塚裁判長は、争点だった元少年の刑事責任能力について、精神鑑定の結果を踏まえ「完全責任能力があった」と認定。その上で「被害者の顔や頭には59カ所の傷があり、犯行は執拗で残忍だ」と述べた。

 元少年側は起訴内容を認めた上で「事件当時、統合失調症を発症していた」として、心神喪失による無罪か、心神耗弱を認めて刑を軽くするよう求めていた。

(10月31日16時51分)

社会(10月31日)