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日銀総裁、賃上げに期待感示す 物価上昇へデフレ心理払拭

 記者会見する日銀の黒田総裁=31日午後、日銀本店  記者会見する日銀の黒田総裁=31日午後、日銀本店
 日銀の黒田東彦総裁は31日、金融政策決定会合後の記者会見で、物価上昇率2%の目標実現に向けて2018年春闘での賃上げに期待感を示した。景気拡大が続く一方、物価上昇の足取りは鈍い。黒田氏はデフレ心理の払拭にもつながる賃上げへ「前向きな取り組みを期待している」と強調した。株価押し上げ効果のある上場投資信託(ETF)に関しては「今後も買い入れを進めていく」と説明した。

 雇用環境は有効求人倍率が1・5倍超とバブル期を上回る水準で人手不足は深刻化している。黒田氏は企業収益が過去最高水準で推移していることも踏まえ「賃金の上昇圧力は高まっている」と指摘した。

(10月31日17時46分)

経済(10月31日)