国内外ニュース

今世紀末、気温3度上昇の恐れ 国連が報告書、被害懸念

 干ばつに見舞われたインド西部アーメダバードで、干上がった湖を歩く少年たち=2016年5月(AP=共同)  干ばつに見舞われたインド西部アーメダバードで、干上がった湖を歩く少年たち=2016年5月(AP=共同)  台風に伴う大雨で浸水した宮崎県延岡市内の建物。地球温暖化が進むと台風は強大化すると予測されている=9月  台風に伴う大雨で浸水した宮崎県延岡市内の建物。地球温暖化が進むと台風は強大化すると予測されている=9月
 世界各国が掲げる温室効果ガスの排出削減目標を達成しても、地球温暖化が進んで今世紀末の気温上昇が3度に達し、深刻な被害が生じる恐れがあると警告した報告書を国連環境計画が31日、公表した。政府に加え、企業や自治体の早急な対策強化の必要性を強調し、排出量が多い石炭火力発電を推進する国として日本も名指ししている。

 2020年から始まる「パリ協定」では、台風の強大化、干ばつ、生態系の破壊といった温暖化の悪影響を避けるため、産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑えることを目指す。各国は自ら削減目標を設定し、国連に提出している。

(10月31日20時00分)

科学・環境(10月31日)