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ドリフの舞台の裏側を紹介 東京・杉並で全員集合展

 山田満郎さんの次男の太平さん=東京都杉並区  山田満郎さんの次男の太平さん=東京都杉並区
 ザ・ドリフターズが出演した人気番組の舞台の裏側を紹介する企画展「『8時だヨ!全員集合』昭和45年8月8日 旧杉並公会堂生放送」が東京・杉並区立郷土博物館分館で開催されている。

 展示されているのはセットのデザインを15年余り担当し、昨年73歳で亡くなった山田満郎さんが残した資料で、セットの写真や図面など約100点。山田さんは巨大な岩が家に落ちてきたり、車が空中を飛んだりと毎週大掛かりな仕掛けでコントを盛り上げ、1980年度には、舞台芸術に功績があった人に贈られる「伊藤熹朔賞」のテレビ部門賞をバラエティー番組で初めて受賞した。

 会場内では当時のVTRも放映されている。70代の男性は「昔、笑いこけていた番組に、こんな緻密な裏側があったとは」と驚く。

 「全員集合」は、都内の公会堂を中心に公開生放送が行われていたが、2003年に解体された旧杉並公会堂では展示のタイトルにある1度だけ。同館が「それが逆に面白く、『東洋一の公会堂』といわれた姿を改めて紹介する機会となる」と旧公会堂の資料を合わせた展示を企画した。

 「全員集合」は69年から85年まで放送され、視聴率が50%を超えたこともあった。山田さんの次男、太平さんは「番組を通じて皆さんいろいろな思い出があり、子ども時代を懐かしく思い出すきっかけになれば」と話した。入場無料、12月10日まで。展示終了後、資料は早稲田大の演劇博物館に寄託されるという。

(11月2日15時15分)

文化・芸能(11月2日)