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共通の武芸書、北朝鮮申請で登録 「世界の記憶」韓国側は複雑

 「武芸図譜通志」に描かれた挿絵(韓国学中央研究院提供・共同)  「武芸図譜通志」に描かれた挿絵(韓国学中央研究院提供・共同)
 【ソウル共同】朝鮮王朝時代の18世紀に編さんされた武芸の教本「武芸図譜通志」が、北朝鮮の申請により10月末、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録された。同書は木版印刷で韓国の複数の研究機関も所蔵し、武芸研究の重要な資料として知られる。韓国では「南北共同で登録できればよかった」と悔やむ声もある。

 武芸図譜通志は剣術や槍術など24種の武芸を挿絵と共に説明。日本や中国の剣術も解説している。韓国は2008年に「伝統武芸振興法」を制定、武芸の研究・再現に力を入れているが、同書は各種研究で最も基礎的な資料と位置付けられる。

(11月2日17時45分)

国際(11月2日)