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福島第1、地中の温度0度以下に 汚染水対策の凍土壁

 東京電力は2日、福島第1原発1~4号機の周囲約1・5キロの地中に氷の壁を築く汚染水対策「凍土遮水壁」について、8月下旬に冷却を始めた建屋西側の7メートルの区間を含めて、地中の温度がおおむね0度以下に下がったと発表した。

 今後数カ月かけて、地下水位のデータなどを分析し、地下水をせき止める効果が出ているかどうかを見極め、凍土壁が完成したかを判断する。

 凍土壁の建設には国費約350億円が投入され、昨年3月末に凍結を開始。凍土壁が地下水位を下げすぎて建屋から汚染水が地中に漏れ出す懸念があったため、凍結は段階的に進められ、8月に残りの未凍結区間の凍結を始めた。

(11月2日20時36分)

科学・環境(11月2日)