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被爆者、核兵器の非人道性訴え 和田征子さん、バチカンで演説

 11日、バチカンで開かれたシンポジウムで、核兵器の非人道性を証言する被爆者の和田征子さんを映すスクリーン(共同)  11日、バチカンで開かれたシンポジウムで、核兵器の非人道性を証言する被爆者の和田征子さんを映すスクリーン(共同)
 【バチカン共同】日本原水爆被害者団体協議会(被団協)事務局次長で被爆者の和田征子さん(74)は11日、バチカンで開かれた「核なき世界」への展望や軍縮を議論する国際シンポジウムで演説した。和田さんは核兵器の非人道性を訴え、廃絶を強く要請。終了後、参加者は立ち上がり、大きな拍手を送った。

 和田さんは1歳10カ月の時、長崎で被爆。母から聞いた体験について、これまでも国連本部などで伝えた。

 演説で和田さんは、核兵器は放射線の被害を無差別、広範囲に、長年にわたってもたらす「非人道的な兵器」だと批判し「再び使われれば、同じ苦しみを世界中が背負うことになる」と警告。

(11月12日1時35分)

国際(11月12日)