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高校生平和演説に中国圧力 8月の軍縮会議で見送り

 ジュネーブ軍縮会議の全体会合を傍聴する高校生平和大使=8月、ジュネーブ(共同)  ジュネーブ軍縮会議の全体会合を傍聴する高校生平和大使=8月、ジュネーブ(共同)
 8月のジュネーブ軍縮会議で核兵器廃絶を訴える予定だった日本の高校生平和大使の演説が、中国政府の日本政府に対する圧力で見送られていたことが16日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。演説は2014年から毎年実施されてきたが、中国側が今回、政府職員以外の発言を認めていない会議規則を理由に中止を要求した。

 政府関係者は、歴史認識問題に絡み、日本が第2次大戦の被害を強調することへの反発が圧力の背景にあるとみている。軍縮会議の日本政府代表部は当時、演説を見送った理由を「今年は議事上、適当でないと判断した」と説明していた。

(11月16日19時17分)

科学・環境(11月16日)