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富士山に「鳥」出現 季節外れ、春の風物詩

 富士山の北西斜面に現れた「農鳥」に似た雪の模様(中央)=21日、山梨県富士吉田市  富士山の北西斜面に現れた「農鳥」に似た雪の模様(中央)=21日、山梨県富士吉田市
 世界文化遺産の富士山に21日、鳥が羽ばたく姿のような雪の模様が北西斜面の8合目付近に現れた。農作業を始める時期を告げる春の風物詩「農鳥」に似ているが、季節外れの晩秋に見られるのは珍しい。

 雪の模様は、尾の長い鳥が翼を伸ばしているような形で、山頂に向かって飛んでいるように見える。

 山麓の山梨県富士吉田市によると、農鳥は例年、雪解けが進む4~5月ごろに出現する。同市富士山課は「今年は強風や気温の影響などで積雪が少ないため、山肌のくぼみにたまった雪が鳥の形として浮かび上がったのではないか」と話している。

 農鳥は地元では、田植えなどを始める目安とされている。

(11月21日16時26分)

暮らし・話題(11月21日)