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レバノン首相が辞任凍結を表明 イラン、サウジの攻防続く

 【カイロ共同】サウジアラビア訪問中の4日に突然辞任を発表したレバノンのハリリ首相が21日夜、帰国した。ハリリ氏は22日、首都ベイルートで演説し、アウン大統領の要請を受け入れて辞任を一時凍結すると表明。「辞任を表明した理由や政治的背景」について国内各派との対話を継続すると述べた。当面は首相職にとどまるとみられる。

 辞任騒動の背景には、イスラム教スンニ派の盟主サウジと、シーア派の大国イランとの覇権争いがある。サウジの意向で辞任を表明したとされるハリリ氏が一転して辞職を回避したことで、レバノンを舞台にしたサウジとイランの攻防は激しさを増しそうだ。

(11月22日21時35分)

国際(11月22日)