国内外ニュース

原爆症認定訴訟、全員敗訴 広島地裁、因果関係認めず

 原爆症認定を巡る訴訟の判決で広島地裁に向かう原告団=28日午後  原爆症認定を巡る訴訟の判決で広島地裁に向かう原告団=28日午後
 原爆症の認定申請を却下されたのは不当として、広島市で被爆した24人が国に処分取り消しや1人当たり300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁(小西洋裁判長)は28日、原告側の全面敗訴を言い渡した。原告側弁護団は「被爆の実相を無視した不当な判決だ」として、控訴する方針を示した。

 国は2008年、疾病の種類ごとに爆心地との距離や、投下後に爆心地へ近づいた時期が一定の基準に当てはまれば、原爆症と認める制度を導入。13年には要件を緩和した新基準を定めた。

 原告24人のうち12人は提訴後に新基準で原爆症と認定されている。

(11月28日18時47分)

社会(11月28日)