国内外ニュース

大昔の女性の腕、強く丈夫 現代アスリートを上回る

 先史時代に農耕作業をしていたとみられる女性の腕の骨の立体データ(ケンブリッジ大提供)  先史時代に農耕作業をしていたとみられる女性の腕の骨の立体データ(ケンブリッジ大提供)
 手作業で穀物の収穫や加工をしていた農耕文明初期の女性の腕は、現代の手こぎボート競技の女性選手より力強かった―。こんな研究結果を英ケンブリッジ大のチームが29日付の米科学誌に発表した。

 欧州各地で出土した7千~3千年前の女性の腕の骨は、現代の女性アスリートに比べて強く丈夫だった。皿状の石の上で小麦をすりつぶして粉にする作業などを長時間していて腕が鍛えられたらしい。チームの研究者は「数千年にわたって女性が果たしてきた重労働が、農耕文明を発展させる原動力になった」とみている。

(11月30日4時05分)

科学・環境(11月30日)