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NZ地震のビル倒壊、立件断念 裁判へ証拠不十分

 地震で倒壊したカンタベリーテレビ(CTV)ビルの跡地=2011年3月、クライストチャーチ(共同)  地震で倒壊したカンタベリーテレビ(CTV)ビルの跡地=2011年3月、クライストチャーチ(共同)
 【シドニー共同】2011年のニュージーランド地震で、日本人28人を含む115人が死亡したビル倒壊を刑事事件として捜査していた現地警察は30日、検察と協議の上、ビルの設計などに携わった関係者の立件を断念したと発表した。裁判で有罪判決を得るには証拠が十分でないと説明した。

 ビルの設計や施工などにおけるミスと、倒壊による死亡との因果関係を立証するのは困難だと指摘されていた。11年2月の地震発生から6年以上捜査が進められたが、日本や地元の遺族らが求めてきた関係者の刑事責任追及は実現しないことになった。

(11月30日10時30分)

社会(11月30日)