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児玉清さん「切り絵」展 東京・代々木の紅茶専門店

 「切り絵」の本を手に持つ児玉清さん=2003年12月、東京都渋谷区  「切り絵」の本を手に持つ児玉清さん=2003年12月、東京都渋谷区
 俳優、クイズ番組司会者、エッセイストと幅広く活躍し、2011年に77歳で亡くなった故児玉清さんが生前制作していた「切り絵」が、東京・代々木の紅茶専門店「コンテナート」に飾られている。

 展示されているのは、騎士、カウボーイ、サンタクロースなどを題材にしたB4判の作品10点。色紙の台紙の上に海外の雑誌などから切り取ったパーツを貼り合わせた物で、ところどころ英語なども見える。カラフルで明るく、ポップでユーモラスな感じだ。

 紅茶を飲みに来た女性らが「かわいいねえ」「児玉さん、こんな趣味があったんだ」と喜んでいる。「世代によって児玉さんを巡る記憶が違うものの、皆さん、懐かしがっています」と石田英幸店長。

 「児玉清事務所」代表で長男の北川大祐さんによると、児玉さんは若い頃「俳優で食えないとき、生活の足しにならないか」と制作を始めたらしい。2003年には「切り絵」の本を刊行している。

 「プロではないので、ただで作品を展示し、皆さんに楽しんでもらえたら」と大祐さんが同店を探し昨年から展示。今年が2回目だ。

 展示は02年から09年ごろの作品が中心だが、今年は最近、書斎で新たに見つかった、制服の警察官とエッフェル塔を表現した「パリのおまわりさん」という作品も飾られている。

 展示は12月27日まで。

(11月30日16時45分)

文化・芸能(11月30日)