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職場いじめ賠償5千万円に 大幅増、自殺との関係認定

 名古屋市の仲卸会社「加野青果」の女性社員=当時(21)=が2012年に自殺したのは、職場でのいじめによるうつ病が原因として、遺族が同社などに約6400万円を求めた訴訟の控訴審判決で名古屋高裁は30日、賠償額を165万円とした一審名古屋地裁判決を変更し、約5500万円の支払いを命じた。

 一審判決はいじめを認定する一方、うつ病発症や自殺との因果関係は否定したが、永野圧彦裁判長は判決理由で「うつ病を発症していたと認められる」と指摘。

 会社の責任については、いじめを制止せず、女性の業務も見直さなかったとし「注意義務違反であり、自殺と因果関係がある」と判断した。

(11月30日18時31分)

社会(11月30日)