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日本ペイント、巨額買収を中止 金額隔たり、独禁法抵触も

 塗料大手の日本ペイントホールディングスは1日、米同業大手アクサルタ・コーティング・システムズの買収交渉を中止したと発表した。1兆円規模での買収を提案し本格協議に入ったが、買収額を巡る認識の隔たりが大きくなり、折り合えないと判断した。関係国の独禁法に抵触する恐れが出てきたことも、交渉中止の判断につながったとみられる。

 塗料業界は近年、生き残りを懸けたM&A(企業の合併・買収)が活発化している。日本ペイントはアクサルタを買収して売上高を一気に2倍近くに拡大し、世界シェア4位への浮上を狙ったが、戦略の抜本的な練り直しを迫られる。

(12月1日10時16分)

経済(12月1日)