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住民懸念でベトナム原発建設撤回 日本支援で計画、前国家主席会見

 インタビューに応じるベトナムのチュオン・タン・サン前国家主席(共同)  インタビューに応じるベトナムのチュオン・タン・サン前国家主席(共同)
 【ホーチミン共同】ベトナムのチュオン・タン・サン前国家主席(68)は2日までに南部ホーチミンで共同通信のインタビューに応じ、日本が受注を決めていたベトナム初の原発建設計画を同国が白紙撤回した理由について「世界情勢の不安定さにより国民、特に建設予定地の住民の心配が大きくなった」と述べ、住民の安全への懸念が背景にあったとの考えを示した。東京電力福島第1原発事故などを念頭に置いた発言とみられる。

 2016年4月の国家主席退任後、サン氏が外国メディアのインタビューに応じるのは初めて。

 ベトナム政府は白紙撤回決定の際、財政難による資金不足が理由と説明していた。

(12月2日16時36分)

国際(12月2日)