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チリの詩人ネルーダに毒殺説浮上 専門家らがん死否定

 チリの首都サンティアゴで、ネルーダの死因について記者会見する検視医らの専門家グループ=10月20日(ロイター=共同)  チリの首都サンティアゴで、ネルーダの死因について記者会見する検視医らの専門家グループ=10月20日(ロイター=共同)
 【リオデジャネイロ共同】南米チリで1973年の軍事クーデター直後に死去したノーベル文学賞受賞者の詩人パブロ・ネルーダの死因を調べている内外専門家グループはこのほど、通説である前立腺がんではなく何らかの毒素による死亡の可能性があると発表した。軍による毒殺との見方も根強いが、真相究明にはさらなる調査が必要だとしている。

 ネルーダは故ピノチェト陸軍司令官による73年9月11日のクーデターで自殺した左派アジェンデ大統領と親しく、直後の同23日に入院先で死亡した。元側近が病院で軍により毒物を注射されたと主張し、所属していた共産党が調査を要求した。

(12月3日14時44分)

国際(12月3日)