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漁業無線を使い支援要請の訓練 南海トラフ巨大地震を想定

 情報伝達訓練で、徳島県牟岐町の漁業無線局から呼び掛ける職員=5日午前  情報伝達訓練で、徳島県牟岐町の漁業無線局から呼び掛ける職員=5日午前
 四国総合通信局(松山市)と徳島県などは5日、南海トラフ巨大地震の発生で電話などの通信手段が使えなくなった状況を想定し、漁業無線を活用した広域の情報伝達訓練を実施した。

 訓練は、津波で同県牟岐町の通信網が寸断されたと想定。同町の高台にある漁業無線局が、全国の無線局に「応答願います」と一斉に呼び掛け、応答した鳥取県境港市と島根県浜田市の漁業無線局に、支援要請や町内の被害状況を徳島県庁に伝えるよう依頼した。徳島県庁には漁業無線がないため、境港市などは電話で情報を伝えた。

 漁業無線は海上の漁船に気象情報などを伝えるもので、遠方まで通信ができる。

(12月5日12時05分)

社会(12月5日)