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他人の幹細胞で組織作り軟骨再生 企業主体で大阪大など治験始める

 自家移植の臨床研究で、損傷した軟骨(上)と人工組織を移植し再生した軟骨(下)(大阪大提供)  自家移植の臨床研究で、損傷した軟骨(上)と人工組織を移植し再生した軟骨(下)(大阪大提供)
 他人の間葉系幹細胞から作ったゲル状の人工組織を移植し、損傷した軟骨を再生する手法の治験を企業主体で始めたと、大阪大の中村憲正招聘教授(整形外科)らのチームが6日、発表した。

 膝などの軟骨は血行が乏しく、スポーツや加齢、事故で傷つくと治りにくい。中村招聘教授は「患者の生活の質を高める次世代の治療法として実用化したい」と話した。

 間葉系幹細胞は骨や脂肪などに変化する能力を持つ。開発した人工組織は、間葉系幹細胞を培養し、ゲル状にしたもの。患部に移植すると軟骨に変化する仕組み。

 治験は16歳以上60歳未満の関節軟骨損傷患者が対象。

(12月6日18時55分)

医療・健康(12月6日)