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離宮段階の紫香楽宮か、滋賀 甲賀市に大型建物跡

 滋賀県甲賀市の東山遺跡で見つかった大型掘っ立て柱建物跡(同市提供)  滋賀県甲賀市の東山遺跡で見つかった大型掘っ立て柱建物跡(同市提供)
 滋賀県甲賀市の東山遺跡で、奈良時代中期の大型掘っ立て柱建物跡(南北27メートル以上、東西約15メートル)が見つかり、市教育委員会が20日発表した。

 柱を据えるための方形穴を34カ所確認。穴の規模は一辺約1メートルと大きく、1・5キロ北にある聖武天皇が造営した紫香楽宮跡の中枢建物に匹敵することから、今回は正式な都となる前の離宮段階の紫香楽宮の建物だった可能性がある。

 建物跡は東西側にそれぞれひさしがあった。床を支える柱の痕跡も見つかったことから、床張りの建物だったことも分かった。大型のひさしがある床張り建物は奈良時代では珍しいという。

(12月20日17時15分)

文化・芸能(12月20日)