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日銀、民間銀行の悪影響は限定的 経営に余力、物価2%へ緩和継続

 金融政策決定会合後に記者会見する日銀の黒田総裁=21日午後、日銀本店  金融政策決定会合後に記者会見する日銀の黒田総裁=21日午後、日銀本店
 日銀の黒田東彦総裁は21日、金融政策決定会合後の記者会見で、大規模金融緩和による低金利が民間銀行に及ぼす悪影響は限定的だとの見方を示した。金融機関の資本は充実していて経営には十分な余力があると説明し、物価上昇率2%目標の実現に向け、現行の緩和策を粘り強く続ける方針を強調した。

 黒田氏は11月の講演で、金利を下げ過ぎると銀行収益を圧迫し融資態度が消極的になりかねないという議論を取り上げた。低金利環境の長期化を背景に、地方銀行の収益は悪化している。市場の一部では講演内容を政策修正の地ならしと受け取る見方が広がっていた。

(12月21日17時45分)

経済(12月21日)