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救急隊活動遅れ55万円賠償命令 島根県で起きた玉突き事故巡り

 島根県益田市で2013年に起きた玉突き事故で死亡した女性=当時(74)=の兵庫県内の遺族2人が、乗用車内に閉じ込められた女性の警察官と救急隊員による救助が遅かったとして、島根県などに計660万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は21日、救急隊員2人の責任を認め、消防の運営組織に計55万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 黒田豊裁判長は警察官について「注意義務を怠ったとは言えない」として県への訴えは棄却した。

 黒田裁判長は判決理由で「会話が可能だった乗用車の運転手に同乗者の有無を確認したり、車内を注意深く捜したりすれば、発見は可能だった」と指摘した。

(12月21日18時50分)

社会(12月21日)