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山形・蔵王の巨大樹氷、見納め? 気温上昇で世紀末にも

 蔵王温泉スキー場の樹氷=2月、山形市  蔵王温泉スキー場の樹氷=2月、山形市
 冬の風物詩、巨大な樹氷が今世紀末で見納めになるかも―。山形大の柳沢文孝教授(環境化学)は樹氷ができる地域や年代ごとの分布図を作製、21日に公表した。地球温暖化に伴い現在より気温が大きく上昇するとされる今世紀末、大半の地域で樹氷が見られなくなり、山形の蔵王山のアイスモンスターとも呼ばれる巨大な樹氷もやせ細るという。

 柳沢教授によると、樹氷は、アオモリトドマツに氷や雪が付着し巨大な塊に成長したもの。気温や風向き、風速といった気候条件もあり日本海側から50~60キロ離れた山あいで成長しやすい。

 柳沢教授は「樹氷は地球環境を反映するセンサーだ」と指摘する。

(12月21日21時05分)

科学・環境(12月21日)