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ペルー大統領が失職回避 汚職疑惑、議会が罷免決議を否決

 21日、ペルー議会で演説を聴くクチンスキ大統領=リマ(ロイター=共同)  21日、ペルー議会で演説を聴くクチンスキ大統領=リマ(ロイター=共同)
 【リマ共同】南米ペルー議会(130議席)は21日夜(日本時間22日午後)、汚職疑惑が浮上したクチンスキ大統領(79)の罷免決議案を採決したが、賛成は可決に必要な3分2以上とならず、同氏は失職を回避した。少数与党のため当初は失職が確実視されていたが、決議案を主導したフジモリ元大統領派野党の手法が強引との批判が出ていた。

 危機を回避したものの、クチンスキ氏が疑惑への説明責任を十分に果たしていないとの批判も根強い。議会はフジモリ派が過半数を占めており、厳しい政権運営が続く。

 可決には87票以上の賛成が必要だが、結果は賛成79、反対19、棄権・欠席32だった。

(12月22日13時56分)

国際(12月22日)