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慰霊の木柱に黒いペンキ、六甲山 東北、兵庫の登山者建立

 2016年3月に建てられた、阪神大震災と東日本大震災の犠牲者鎮魂を願う木柱。左は全体が黒く塗られていた、今年6月撮影の木柱=神戸市の六甲山(村上悦朗さん提供)  2016年3月に建てられた、阪神大震災と東日本大震災の犠牲者鎮魂を願う木柱。左は全体が黒く塗られていた、今年6月撮影の木柱=神戸市の六甲山(村上悦朗さん提供)
 兵庫県と岩手、宮城、福島3県の勤労者山岳連盟が昨年3月に神戸市の六甲山に建てた阪神大震災と東日本大震災の犠牲者鎮魂や復興を願う木柱が今年5月、ペンキのようなもので黒く塗られる被害に遭っていたことが25日、関係者への取材で分かった。被害届を受けた東灘署が器物損壊事件として調べている。

 木柱は兵庫県の連盟が東日本大震災の被災地支援のため東北でボランティア活動を進めた際に、各県の連盟と関係が深まり、設置が決まったという。兵庫県の連盟の村上悦朗副会長(81)は「腹立たしい。東北の被災者の方にも顔向けできない」と話している。

(12月25日10時45分)

社会(12月25日)