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モンゴル抑留者の飯ごう返還 「池村」さんの文字刻む

 第2次世界大戦後にモンゴル・ウランバートルの収容所で抑留され、現地女性に看病のお礼として「S・I」「池村」の文字入りの飯ごうを渡した旧日本軍捕虜が静岡県や京都府に住んだ池村佐一郎さん(故人)と確認され、大阪市の在大阪モンゴル総領事館で26日、現物が遺族に返還された。

 京都市伏見区の次男和夫さん(72)は「おやじの字だ」と感激。佐一郎さんについて「『モンゴルでべっぴんさんに看病され、もらったパンを隠して持ち帰ってはみんなで分けた』と話していた。ほれてたんかな」と笑顔で思い出を明かした。

 池村さんを看病した現地女性は1997年に他界した。

(12月26日19時20分)

社会(12月26日)