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公務災害、二審で逆転認定 岩手に震災派遣、脳疾患死

 判決後に記者会見する大阪府職員の妻=26日午後、大阪市の司法記者クラブ  判決後に記者会見する大阪府職員の妻=26日午後、大阪市の司法記者クラブ
 東日本大震災で被災地に派遣された大阪府職員の男性=当時(49)=が脳血管疾患で死亡したのは業務が原因だとして、公務外と認定した地方公務員災害補償基金に処分の取り消しを50代の妻が求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は26日、原告側敗訴の一審大阪地裁判決を取り消し、請求を認めた。

 田中俊次裁判長は被災地の過酷な状況で強い精神的ストレスがあったと判断、死亡との因果関係を認めた。代理人の北本修二弁護士は「裁判所が災害派遣に伴うストレスを認定した意義は大きい。今後の被災地支援で職員が安心して働ける一助になる」と評価した。

(12月26日20時31分)

社会(12月26日)