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最悪レベルの大気汚染、モンゴル 首都ウランバートル改善進まず

 深刻な大気汚染に見舞われ、かすむウランバートルの市街地=2017年12月(共同)  深刻な大気汚染に見舞われ、かすむウランバートルの市街地=2017年12月(共同)
 モンゴルの首都ウランバートル市がこの冬、健康被害につながる恐れのある最悪レベルの大気汚染に連日見舞われている。政府は汚染解消を最優先課題と位置付け、暖房用の石炭使用を制限するなど対策を進めてきたが、首都への極端な人口集中が改善を阻んでいる。

 ウランバートル市を昨年12月上旬に訪れると、有害物質を含むスモッグで空は薄暗く、異臭が立ちこめ、呼吸をすると舌や喉がざらついた。同27日には一部地域で微小粒子状物質「PM2・5」の観測値が大気1立方メートル当たり1500マイクログラム近くとなり、日本の1日平均の環境基準値35マイクログラムの40倍以上となった。

(1月4日16時26分)

科学・環境(1月4日)