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吉永小百合さん新作が完成 120作目の「北の桜守」

 映画完成記者会見で笑顔の吉永小百合さん=4日、東京都内  映画完成記者会見で笑顔の吉永小百合さん=4日、東京都内
 今年、映画デビューから60年目を迎える女優、吉永小百合さんの新作「北の桜守」が完成。4日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで完成披露試写会が開かれた。吉永さんは1959年に「朝を呼ぶ口笛」で映画デビュー。「北の桜守」は、120本目の出演作となる。

 滝田洋二郎監督や共演者と共に記者会見に出席した吉永さんは「よく、ここまでやってこられたという気持ちです。台本を読んだときは、とても難しい役だと思いましたが、滝田監督の現場は楽しく、スタッフ、キャストの心が一つになって、いい映画ができました。ほっとした気持ちと幸福な気持ちが半々です」と、完成の喜びを語った。

 「北の桜守」は、第2次世界大戦末期、当時日本領だった樺太(現ロシア・サハリン)を脱出し、北海道にたどり着いた母と息子が、戦後を懸命に生き抜いていく物語。

 「北の零年」「北のカナリアたち」に続く北海道を舞台にした“北の3部作”の最終章になる作品だ。

 映画の中で息子を演じた堺雅人さんは「常にひたむきな吉永さんを見て、自分はまだ一生懸命さが足りないと感じた。すてきな先輩です」と賛辞を贈った。吉永さんは「今年は宵っ張りの生活習慣を改めて、映画の公開まで全力で走っていきたい」と抱負を語った。

 舞台あいさつでは、小椋佳さんが作詞、作曲した主題歌を、吉永さんと、共演者の岸部一徳さん、小椋さんらが、約2千人の観客の前で歌った。

 「北の桜守」は3月10日、全国で公開される。

(1月4日18時56分)

文化・芸能(1月4日)