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狭心症の男性、原爆症認定 大阪地裁「要件満たす」

 原爆症認定訴訟で勝訴し、大阪地裁前で喜ぶ原告の宮本義光さん(右)=23日午後  原爆症認定訴訟で勝訴し、大阪地裁前で喜ぶ原告の宮本義光さん(右)=23日午後
 長崎で被爆し、狭心症を患う大阪市城東区の宮本義光さん(79)が、原爆症の認定申請を却下した国の処分取り消しと300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は23日、「放射線起因性や治療の必要性の要件を満たしている」として国の処分を取り消した。賠償請求は棄却した。

 国の基準で狭心症は積極認定の対象外だが、山田明裁判長は判決理由で、一般的に起因性が認められている心筋梗塞との共通性を検討し「狭心症も被ばくとの関連性がある」と判断した。国は喫煙や高血圧などが狭心症の発症原因と主張したが「被ばくの影響を否定するものでない」と退けた。

(1月23日17時14分)

社会(1月23日)