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噴火の前兆活動、観測されず 想定外の火口、気象庁監視強化へ

 草津白根山の本白根山の噴火について、記者会見する気象庁の担当者=23日午後、気象庁  草津白根山の本白根山の噴火について、記者会見する気象庁の担当者=23日午後、気象庁
 気象庁の斎藤誠火山課長は23日、草津白根山の噴火を受けた記者会見で「噴火の前に火山活動の高まりを示すような観測データは見られなかった」として、事前に噴火警戒レベルを引き上げるなどの措置は困難だったとの見解を示した。

 今後も噴火の可能性があり、噴火のあった本白根山の鏡池付近から約2キロの範囲では噴石が飛来する恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。24日以降、本白根山の観測のため、カメラや地震計、空振計を設置する。

 草津白根山は気象庁が地震計などの観測データを24時間監視する「常時観測火山」。今回、火山性地震の増加など、活動の活発化の兆候は観測されなかった。

(1月23日22時00分)

社会(1月23日)