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十和田火山、被害想定を初公表 青森・秋田、30キロ圏に火砕流

 青森県庁で開かれた協議会。十和田火山の被害想定が公表された=24日午後  青森県庁で開かれた協議会。十和田火山の被害想定が公表された=24日午後
 青森、秋田両県は24日、県境に位置する十和田火山の被害想定を初めて公表した。大規模噴火時は十和田湖にある火口から30キロ圏に火砕流が達し、数十万人が避難対象になると推定。青森県の下北半島に集中し、いずれも30キロ圏外にある原発などの原子力施設には、火山灰が積もる可能性があるとした。

 23日には草津白根山(群馬県)の噴火があり、関係自治体は想定を基に避難計画の作成を急ぐ。

 活火山の十和田火山は1万5千年前に巨大噴火が発生。その後は千~3千年ごとに噴火し、平安時代の915年には、長崎県の雲仙・普賢岳噴火の約9倍に相当する規模のマグマ噴火があった。

(1月24日16時39分)

科学・環境(1月24日)